健康診断で高血圧と言われたら?取り組むべきことや血圧が上がる原因を医師が解説

監修者

【監修】谷田部 淳一

チーフメディカルディレクター・ 医師・医学博士

「健康診断で高血圧を指摘されたのだけど、どうしたらいいの?」
「血圧が高めと言われたら何か取り組むべき?」

健康診断で高血圧を指摘されて困っていませんか?病院にかかったほうがよいのか、治療すべきなのか悩んでいる方が多いかと思います。高血圧は自覚症状がないことが多いため、様子見でいいのかなと困っている方もいることでしょう。

今回は、健康診断で高血圧と診断されたときに行うべきことや対処方法などについて詳しく解説します。高血圧を指摘されて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.高血圧の定義


日本高血圧学会では、収縮期血圧(上の血圧)が140 mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)が90 mmHg以上の場合を高血圧としています。これは、診察室や検診で測った場合の基準です。自宅で測る場合は、135/85 mmHgが基準となります。

ただし、血圧は一日のなかでも変動していますので、1回基準を超えたからといって即座に高血圧と診断されるわけではありません。何度か測っても基準を超える場合に高血圧と診断されます。

2.健康診断で高血圧と言われたら取り組むべきこと


健康診断で高血圧と言われたら、まずは生活習慣の見直しを行いましょう。高血圧は生活習慣病の一つであるため、日々の生活を見直すだけでも血圧が下がる可能性があります。

2-1.減塩

まずは食塩の摂取量を減らすことが大切です。高血圧の場合は一日の食塩摂取量を6 g未満にしましょう。

アメリカの高血圧管理のための栄養実践ガイドラインでは、食塩の摂取量を3.8~5.1 gに減らすことで血圧が最大で12/6 mmHg低下すると提唱されています。

しかし、日本人の食塩摂取量は平均10.1 gとかなり高い状況です。多くの方が6 gを超えて食塩を摂取しているため、普段から減塩を意識する必要があります。

2-2.肥満の改善

適正体重を維持することも高血圧の管理を行うためにとても大切です。肥満の方は体重を落とすよう努力をしましょう。BMI20未満の方の高血圧発症リスクを1とすると、BMI25.0~29.9の方では1.5~2.5倍高くなります。[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で計算した値が25以上の場合は肥満ですので要注意です。

BMI22が標準体重とされていますが、まずは肥満と定義されないBMI 25未満を目指して体重を落としていくとよいでしょう。標準体重は[身長(m)]×[身長(m)]×22で計算できます。

2-3.節酒

アルコールの単回摂取は血圧低下を引き起こすこともありますが、長期にわたる飲酒には注意しましょう。飲酒制限を1~2週間続けることで血圧が下がることが分かっています。普段から飲酒する習慣がある方は、一度に摂取する量や飲酒する日数を減らしてみてください。

高血圧管理のためには、男性で一日にエタノール換算20~30 ml以下、女性で10~20 ml以下に制限するのが望ましいとされています。

2-4.運動

運動は血圧を下げるのに効果的です。運動療法を行うことで、収縮期血圧を2~5 mmHg、拡張期血圧を1~4 mmHg下げられると期待されています。あまり運動する習慣がない方は、この機会に体を動かす習慣を作ってみてはいかがでしょうか。

高血圧の改善には、有酸素運動が推奨されています。1回につき10分以上の運動を一日に合計して40分以上行いましょう。「そんなに運動することは無理だ」という方でも、全くしないよりは週に1-2回でも体を動かす習慣を持つと、血圧は下がらないとしても健康寿命は延びるとの研究結果が示されています。

また、有酸素運動だけでなくレジスタンス運動やストレッチ運動も加えると、血圧を下げるだけでなく筋肉や骨量の維持にも効果があります。いずれにしても、運動する習慣はとても大切です。

2-5.禁煙

タバコに含まれているニコチンには、血管を収縮させて血圧を上げる働きがあります。また、常習的にタバコを吸うことで動脈硬化のリスクが上がることも明らかです。なお、主要先進国において死亡原因となりうる危険因子の第1位は喫煙、第2位が高血圧です。

高血圧を有さない28,000人を対象にアメリカで行われた研究では、喫煙している方のほうがそうでない方よりも高血圧を発症した割合が高いことが分かっています。

3.健康診断だけ血圧が高くなるのはなぜ?


なかには、「自宅では正常な血圧なのに健康診断のときだけ高くなる」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。健康診断のときだけ血圧が高くなると、「本当は高血圧ではないのに…」と思ってしまうかもしれません。

3-1.白衣性高血圧の可能性がある

健康診断のときだけ血圧が高くなる場合は、白衣性高血圧の可能性があります。白衣性高血圧とは、診察室では高血圧であってもそれ以外の場所で測ったときは高血圧でない状態のことです。

診察室血圧が140/90 mmHg以上である方のうち、15~30%が白衣性高血圧だと言われています。白衣性高血圧の方は高血圧ではない方と比べると将来的に脳心血管病を発症するリスクがやや高く、注意が必要です。そして、白衣性高血圧の方は、本格的な高血圧に進行することが多いため、毎日の健康管理として家庭血圧測定を取り入れることが理想です。

3-2.白衣性高血圧と仮面高血圧の違いは?

白衣性高血圧のほかに、仮面高血圧というものもあります。仮面高血圧とは、白衣性高血圧と逆で、診察室血圧は正常範囲内であっても家庭やそれ以外の場所で測定すると高血圧を示す状態です。仮面高血圧の方は高血圧でない方よりも臓器障害や脳心血管病のリスクが明らかに高くなることが分かっています。

喫煙者や高値血圧(130~139/80~89 mmHg)の方、アルコールをよく飲む方などで仮面高血圧のリスクが高まるため、これらの方は自宅でも積極的に血圧を測るようにすることが大切です。

4.そもそもなぜ高血圧になるの?


20歳以上の日本人のうち、約2人に1人は高血圧です。それほど高血圧は、身近なものだと言えます。では、なぜ私たちは高血圧になってしまうのでしょうか。

4-1.生活習慣

日本人が高血圧になるもっとも大きな原因は、食塩の摂り過ぎだと言われています。食塩をとると、塩分濃度が濃くなった血液を薄めようと血管に水分が集まるため、一度に押し出す血液の量が増えて血圧が高くなってしまうのです。

4-2.ストレス

ストレスがかかると、自律神経のバランスが乱れて血圧が上がりやすくなります。心理的・社会的ストレスによって高血圧を発症するリスクが2場合以上も高まることが分かっているため、ストレスを溜め込まないように注意しましょう。

4-3.遺伝

高血圧にはなんらかの原因によって血圧が高くなる二次性高血圧と、とくに原因なく起こる本態性高血圧とがあります。本態性高血圧は生活習慣だけでなく遺伝も関係して起こるものです。遺伝因子が高血圧に寄与する割合は30~70%と言われています。

4-4.加齢

年齢を重ねると血管の弾力性が低下するため、誰でも高血圧を発症しやすくなります。血管の弾力性が低下すると、血管が伸び縮みしづらくなり、強い圧力をかけないと血液が流れなくなってしまうのです。

4-5.病気

原発性アルドステロン症、甲状腺機能障害など、何らかの病気が原因となって高血圧を示す場合を二次性高血圧症と呼びます。また、高血圧の合併症として腎機能が低下するなどしても、高血圧が悪化します。特定の病気が原因の場合は、まず病気の治療をきちんと開始したうえで血圧のコントロールを行っていくことが大切です。

5.高血圧を放置するのはとても危険


高血圧は、以下のような病気のリスクを高めます。

● 動脈硬化
● 狭心症
● 心筋梗塞
● 脳卒中
● 大動脈瘤
● 心不全
● 眼底出血

高血圧には自覚症状がないため、そのまま放置してしまう方が少なくありません。しかし、高血圧は確実にあなたの体をむしばんでいきます。健康診断で高血圧を指摘されたら、放置せずに必ず医療機関を受診しましょう。

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7.まとめ


健康診断で高血圧を指摘されたら、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。自覚症状はなくても、高血圧はあなたの体を確実にむしばんでいきます。

 手軽に高血圧の管理を始めたい方には、高血圧イーメディカルがおすすめです。高血圧の専門医が血圧をしっかりモニタリングし、あなたに合った治療法や対処法をご提案します。初回相談は無料ですので、お気軽にまずはご相談ください。

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