写真:医療法人 八女発心会 姫野病院 院長兼理事長 姫野亜紀裕医師
「オンライン診療というのはどういうもの?」
「高血圧イーメディカルの評判が気になる。」
など、オンライン診療そのものや高血圧イーメディカルに対する疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
今回はそのような疑問の解消に少しでもつながるように、
福岡県八女市の総合病院 姫野亜紀裕理事長にインタビューを行いました。
高血圧(慢性疾患)という社会課題をどう捉えていますか。
日々のケアで予防できて、その予防効果がはっきりと科学的に立証されている病気は、意外に少ないです。
虫歯と歯周病の予防方法は1日10分程度の口腔ケアで相当を予防することができますが、内科疾患でそうしたものの代表は、心血管疾患に対する高血圧治療ではないでしょうか。
高血圧を入口として疾病予防に関わることは、様々な病気の予防や早期発見につながる大きなポテンシャルを秘めていると思います。
また、血圧は家庭でモニタリングできるので、セルフケアの習慣づけとしてもわかりやすく、数値が見やすく、モチベーション維持にも適していると考えています。
虫歯と歯周病の予防方法は1日10分程度の口腔ケアで相当を予防することができますが、内科疾患でそうしたものの代表は、心血管疾患に対する高血圧治療ではないでしょうか。
高血圧を入口として疾病予防に関わることは、様々な病気の予防や早期発見につながる大きなポテンシャルを秘めていると思います。
また、血圧は家庭でモニタリングできるので、セルフケアの習慣づけとしてもわかりやすく、数値が見やすく、モチベーション維持にも適していると考えています。
「オンライン診療」というものをどう考えますか。
オンライン診療の役割は2つあると思っています。一つは、病院に通うほどではない、と患者が見てしまう軽度な異常に対する間口が広がること。
通院は大きな負担です。特に高血圧や脂質異常症などは、自覚症状が乏しいために通院中断につながりやすく、敷居を下げることは疫学的にも非常に重要と考えます。
二つ目は、希少疾患や、我が国でも希少能力をもった数少ないドクターに全国からアクセスするための入り口です。
対面でこうしたドクターと話をするためには、新幹線や飛行機で苦労して受診するケースがあります。ただ病状から長距離の移動が困難なケースや、せっかく受診しても有効な診断治療に結びつかず徒労に終わるリスクもあります。そういったケースの入り口として、希少ドクターに全国から(あるいは海外から)アクセスする入口としての役割として、確立されていくのではないかと予想しています。
通院は大きな負担です。特に高血圧や脂質異常症などは、自覚症状が乏しいために通院中断につながりやすく、敷居を下げることは疫学的にも非常に重要と考えます。
二つ目は、希少疾患や、我が国でも希少能力をもった数少ないドクターに全国からアクセスするための入り口です。
対面でこうしたドクターと話をするためには、新幹線や飛行機で苦労して受診するケースがあります。ただ病状から長距離の移動が困難なケースや、せっかく受診しても有効な診断治療に結びつかず徒労に終わるリスクもあります。そういったケースの入り口として、希少ドクターに全国から(あるいは海外から)アクセスする入口としての役割として、確立されていくのではないかと予想しています。
高血圧イーメディカルに対する評価・期待されることを教えてください。
オンライン診療プランについて:
通常の医療機関でオンライン診療がオンラインで完結するためには、オンライン診療に加えて、処方箋を発行してもらい、別の調剤薬局からオンライン服薬指導を受けて薬が配達されるのを待つ、という手順になります。このため、オンライン服薬指導の負担が増えるだけでなく、支払い・決済もそれぞれにしなければならないなどの手間が発生します。その点イーメディカルのサービスでは、オンライン診療と薬の発送が1回の手間で行われるため、治療を断念してしまった患者、忙しい患者などには非常に適していると考えています。一つは、病院に通うほどではない、と患者が見てしまう軽度な異常に対する間口が広がること。
通院は大きな負担です。特に高血圧や脂質異常症などは、自覚症状が乏しいために通院中断につながりやすく、敷居を下げることは疫学的にも非常に重要と考えます。
二つ目は、希少疾患や、我が国でも希少能力をもった数少ないドクターに全国からアクセスするための入り口です。対面でこうしたドクターと話をするためには、新幹線や飛行機で苦労して受診するケースがあります。ただ病状から長距離の移動が困難なケースや、せっかく受診しても有効な診断治療に結びつかず徒労に終わるリスクもあります。そういったケースの入り口として、希少ドクターに全国から(あるいは海外から)アクセスする入口としての役割として、確立されていくのではないかと予想しています。
通常の医療機関でオンライン診療がオンラインで完結するためには、オンライン診療に加えて、処方箋を発行してもらい、別の調剤薬局からオンライン服薬指導を受けて薬が配達されるのを待つ、という手順になります。このため、オンライン服薬指導の負担が増えるだけでなく、支払い・決済もそれぞれにしなければならないなどの手間が発生します。その点イーメディカルのサービスでは、オンライン診療と薬の発送が1回の手間で行われるため、治療を断念してしまった患者、忙しい患者などには非常に適していると考えています。一つは、病院に通うほどではない、と患者が見てしまう軽度な異常に対する間口が広がること。
通院は大きな負担です。特に高血圧や脂質異常症などは、自覚症状が乏しいために通院中断につながりやすく、敷居を下げることは疫学的にも非常に重要と考えます。
二つ目は、希少疾患や、我が国でも希少能力をもった数少ないドクターに全国からアクセスするための入り口です。対面でこうしたドクターと話をするためには、新幹線や飛行機で苦労して受診するケースがあります。ただ病状から長距離の移動が困難なケースや、せっかく受診しても有効な診断治療に結びつかず徒労に終わるリスクもあります。そういったケースの入り口として、希少ドクターに全国から(あるいは海外から)アクセスする入口としての役割として、確立されていくのではないかと予想しています。
モニタリングプランについて:
薬なしで病気を治したい、改善したい、予防したいというニーズはかなりあると、医師の立場から実感しています。通常医療機関では薬を勧められることが多いですが、まずは薬なしでモニタリングや生活改善を行いたい、という方には、血圧が手間なくクラウドに記録されて、さらに医師から直接指導を受けるという流れは、非常に有難いものではないかと思っています。
薬なしで病気を治したい、改善したい、予防したいというニーズはかなりあると、医師の立場から実感しています。通常医療機関では薬を勧められることが多いですが、まずは薬なしでモニタリングや生活改善を行いたい、という方には、血圧が手間なくクラウドに記録されて、さらに医師から直接指導を受けるという流れは、非常に有難いものではないかと思っています。
医療法人 八女発心会 姫野病院 院長兼理事長 姫野亜紀裕医師
[経歴]
2005年3月 北海道大学医学部 卒業
2005年4月 東京都保健医療公社 荏原病院
2007年4月 国立病院機構 京都医療センター 糖尿病内科
2009年11月 聖隷浜松病院 腎臓内科
2011年4月 姫野病院
姫野病院 院長 兼 理事長
現在に至る