イーメディカルジャパンは商工中金と連携し、事業用自動車 運行事業者に高血圧オンライン診療を導入
脳疾患・心疾患などの健康起因事故を未然に防ぐ。社会課題の解決へ最先端の取り組みを開始
詳細は以下のプレスリリースからも確認できます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000119181.html
株式会社刀(大阪府大阪市 代表取締役CEO森岡毅)の連結子会社であるイーメディカルジャパン株式会社(東京都中央区 代表取締役 糸山尚宏、以下イーメディカルジャパン)は株式会社商工組合中央金庫(東京都中央区 代表取締役社長 関根 正裕、以下商工中金)と連携し、社会課題となっている事業用自動車における「健康起因事故」防止に向けたサポートプログラムを開始しました。
サポートプログラムの第一号案件として、首都圏で飲料や食品の配送を担うロジスティクス企業、株式会社ソニックフロー(東京都江東区)への導入が決定しました。創業76年、配送トラック約50台を擁する同社へ「高血圧イーメディカル」を導入し、社会課題解決への取り組みを開始します。
イーメディカルジャパンは、オンライン診療サービス「高血圧イーメディカル」を活用し、トラックやバス、タクシーなどの事業用自動車ドライバーの血圧管理を専門的にサポートするプログラムを提供しています。事業用自動車の運行事業者とともに、脳疾患・心臓疾患による「健康起因事故」の主なリスク要因である高血圧に対応し重大事故防止に貢献します。
脳血管疾患、心疾患による「健康起因事故」の防止に向けて、血圧管理の重要性は高い
脳血管疾患、心疾患による「健康起因事故」の防止に向けて、血圧管理の重要性は高い
健康状態による事故や運転継続が不可能になる「健康起因事故」は、事業用自動車の運行事業者にとって大きな課題で、全国的にも度々注目される社会課題です。
過去に同事故を起こした運転者の疾病別内訳で心臓疾患(心筋梗塞等)、脳血管疾患(くも膜下出血等)、大動脈解離など高血圧を主なリスク要因とする疾患が約32%を占め、さらに運転者の死亡が発生した事故では3つの疾患で約79%を占めます*1。高血圧に適切に対処、管理することは事故発生を未然に防ぐカギです。
*1 令和4年度 国土交通省 事業用自動車健康起因事故対策協議会「健康起因事故発生状況と健康起因事故防止のための取組」より 健康起因事故の疾病別の内訳(平成25年~令和3年)
オンライン診療「高血圧イーメディカル」による健康起因事故防止への取り組み
イーメディカルジャパンは、オンライン診療「高血圧イーメディカル」を通じ①初診から通院不要、薬も自宅に届く利便性 ②専門医療チームによる診療 ③アプリと家庭血圧計による継続モニタリング を参画企業に提供しドライバーの血圧管理を継続的にサポートします。
全国約7万社の中小企業を取引基盤とし、中小企業専門の金融機関である商工中金の全国ネットワークと、高血圧オンライン診療における業界リーダーであるイーメディカルジャパンが連携することで多くの事業者への導入を進め、「健康起因事故」の防止へ貢献します。
ドライバー以外も含めた全従業員の健康管理を経営戦略上の重点課題として捉える「健康経営」においても、命に直結するリスクを内包する高血圧は重要度の非常に高い領域です。高血圧イーメディカルは、高リスクの従業員の治療開始、継続を強力にサポートし、“従業員の命を守る“オンライン診療サービスとして、健康経営の新たな選択肢を提案します。
株式会社商工組合中央金庫 ソリューション事業部長 樽床晃次 パートナーシップ導入経緯について 健康起因事故は、事業用自動車ドライバー本人の命に関わるリスクであるだけでなく、発生する事故により乗車されているお客様の重大なリスクにもなる、社会として解決が求められる領域です。弊社とイーメディカルジャパン社が全国に先駆けてこの課題解決に取り組み、オンライン診療での血圧管理によって脳血管疾患や心疾患などを未然に防ぐことができれば、業界にも大きな変化を生み出せると確信しています。 |